「シクロクロス楽しいですか?」シクロクロス をしているとこういう質問をされることがある。

その度に「大人の泥んこ遊びです」なんて答える人がいるけど、僕からすると違和感しかない。そしてしんどいことだったりキツイことが楽しいんだといおう風潮もあるけどそういっている人にも虫酸が走る。

僕はできれば泥遊びなんかしたくない。そしてしんどいことも心の底から嫌だと思っている。そもそも子供ですら最大心拍数の90%まであげながら泥んこ遊びする酔狂なガキはいない。

じゃあなんで楽しいの?と聞かれた時に答えられない自分もいたので、少し考えてみた。

純粋になって必死で取り組むことが楽しいのだ。

あなたは大人になってからなにかを本気でやったことありますか?

大人になってから、本気でなにかと向き合うことってなくなってくる。むしろ僕らは10代のころから、なぜか本気でやるのは「ダサい」と思い始める。

必死で鼻水流しながらがむしゃらになることはなくなっていく。これって純粋じゃなくなっていくってことなんだと思う。純粋なことが全てにおいていいとは思わないけど、純粋でないことは確か。

大人になって社会を知って、分別がついてくるとできないことがでてくるんだ。

でもシクロクロス会場では、分別のある大人が必死になって鼻水やよだれを垂らしながら、シクロクロスという競技を純粋に心から楽しみ、没頭する。毎週のように語り合える。

その結果がしんどい泥んこ遊びなわけだけどそれは結果でしかなくて、「なぜ楽しいのか」の答えは「純粋になって必死に取り組むこと」なんだと思う。

そして自分のレース時間以外は分別をつけ泥を払い、お気に入りの服に身をまとい、自慢のクルマでシクロクロス会場に入り、コーステープの中の純粋な大人たちをみて感動し笑う。

 

まぁシクロクロスが楽しいから、こんな屁理屈なんてどうでもいいんだけど。